石垣・与那国探鳥記 ’15-5 コシャクシギ 

与那国島の牧場で,チュウシャクシギを見つけた。
いつも地元の干潟で見ているけれど,草地で見るのは珍しかった。
あまり警戒心がなくて,近寄ることができた。
Pt9a8601




頸からの胸にかけての縦斑が目立つ。
Pt9a8609




チュウシャクシギは,2羽で行動していた。
Pt9a8543




気がつくと,どこからともなく,もう1羽加わっていた。
小さいので,2羽の子供だろうと勝手に思っていた。
嘴だって成鳥途中だろうから短いし・・・。
Img_7456




車の方にどんどん近づいてきた。
撮影していて,「・・・・?」。
チュウシャクシギにしては,なんかおかしい。
「あれ!,コシャクシギじゃないか!」
ということで,コシャクシギだった。
Pt9a8665




間違ってごめんなさいね,コシャクシギ。
今やお家芸の早とちり。
Pt9a8677




コシャクシギも,車を気にせずにどんどん近づいてきた。
嘴の細さに比べて,とても立派な足をしていた。
Pt9a8681




島中で,シマアカモズを見た。
いつも単独行動。
高い所でじっと獲物を探していた。
Pt9a0046




シロガシラは,どこにでもいた。
スズメより,はるかに多かったように思う。
地元で出現すると珍鳥扱いだろうな。
Pt9a9881




与那国島では色んな野の花が咲いていた。

この花は,荒れ地で群生しているのがとても豪華だった。
もう少し,ピンク色が強い株も見た。
何という名だろう?
Img_1272




この花は砂浜でよく見かけた。
花形から豆科の植物とだと思うのだけれど?
Img_1242




テッポウユリもよく見かけた。
目が覚めるように白かった。
球根を買って植えるのが普通なのに,
ここでは自生なんだ。
Img_7482




山道で,ノボタンを見つけた。
かなりの株が道ばたで花を咲かせていた。
Img_1295


コシャクシギを勘違いした時には,
誰が見ていたというわけではないけれども,
かなり恥ずかしかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石垣・与那国探鳥記  ’15-4 アカガシラサギ

与那国島には,たくさん牧場があるけれど,
大きいのは,多分3か所だと思う。
自然がいっぱいの(道路がない)北牧場,
東崎(あがりざき)のある東牧場,
自衛隊基地造成中の南牧場。
いずれも,牛や馬が放牧してあるので,ウンチがあちこちに・・・。
それに,虫がわくので,それを目当てに鳥がやってくる。

ということで、牧場を何度も見て回った。
そこには牛や馬がたくさんいるけれど、
やっぱり仔馬が一番のお気に入り。
スマートでかわいいし、見ていると、ほっとする。
Img_1234




与那国島でよく見かけたのが、アカガシラサギ
いろんな環境のところにいた。
この個体は、田起こし前の水田で餌を探していた。
赤褐色の羽毛が見事。
こんな色の鳥はあまりいないし、長い冠羽もすごい。
Aka01




これは、日の出ごろ校庭の隅で餌を探していた個体。
(与那国は日の出が遅い。この時は6時10分頃だった。)
Aka03




この個体は、サトウキビ畑で、エサを探していた。
鋭い目つきで・・・・。
Aka04




この個体は、牧場の草原で餌を探し回っていた。
冬羽から夏羽へ移行中。
ほかの個体とは、別人(鳥)みたいに見える。
Aka05




尼詐欺(誤変換:「アマサギ」です)もあちらこちらで見かけた。
牛のいるところでは、たいていウロチョロと・・・。
牛が餌を探して草をガサガサする、
すると、驚いた虫が飛び出す、
そこを、アマサギが捉える、
ということらしい。
Ama01




馬の場合も同じ。
Ama02




港の真ん中に置いてあっった巨大なテトラポットの上で、
強風にも負けずに、休んでいたアマサギたち。
Ama03




こちらは、海の上を渡っていったアマサギたち。
どこへ行ったのだろう?
西の方へ飛んで行ったけれど…。
Ama04


あちらこちらに、アカガシラサギがいると、
「なんだ、またアカガシラサギか。」といった具合で、
ちょっと、有難味が薄れてしまうのも
南の島ならではのことかもしれない。
なんとも贅沢な話。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石垣・与那国探鳥記 ’15-3 ミフウズラ

与那国島の農道を車で走っていた時,
前方の道端の草に隠れるように歩いて来る鳥を発見。

ミフウズラだ。
はやる心を抑えながら,
静かに車を停止させてゆっくりと後退。
バック時の警戒音がやたらうるさく感じた。
どきどきしながら,
そっとドアを開けてカメラを構えた。
500mmは無理なので,100-400mmズームだ。
嬉しいことに,逃げる様子がない。
嬉しいことに,ミフウズラのつがい(多分)だった。
Mifu_01




多分シャッターの音はしているし,
車が道路に止まっているのは見えるはずなんだけども,
何を思ったのか,どんどん近づいてきた。
10~20m位の距離だったと思う。
先頭をいかにも堂々と歩いているので,
てっきりこれが♂だと思ってしまっていた。
体つきも大きいことだし・・・。
Mifu_02




後ろの控えめな方が♀だと思い込んでいたけど,
全く逆で,こちらが♂だった。
ミフウズラは一妻多夫ということだから,
♀の方が何ごとにしても積極的なんだろう,おそらく。
Mifu_03




道路上に餌らしい物を発見して,立ち止まった♀。
喉から胸にかけて,♂には見られない黒い斑がある。
Mifu_04




まだまだ近づいて来る。
気にしてないのか,見えてないのか。
Mifu_06




横から見るとウズラに似たずんぐり体型をしている。
また,後趾がなくて,趾は3本なのが見える。
Mifu_07




後ろ姿を。
Mifu_08




5分ほど相手をしてくれたけれども,
ちょっと動いて音を立ててしまったので,
さっさと元の草の中に逃げ込んでいった。
先頭は,もちろん大きな♀。
Mifu_09

ウズラは,コジュケイなどと同じく,キジ目キジ科の鳥。
ミフウズラは,チドリ科ミフウズラ目の鳥。(以前はツル目だった。)
名前もよく似ているのだけど,近縁の鳥ではない。

・・・などと言うことを,あらためて学習したのだった。

それにしても,ばったりと出会うということはあるんだね。
探したら,なかなか見つからないのに・・・。
犬も歩けば棒に当たる。
とにかく歩かなければ,何にも出会えないということで,
与那国島を何度もぐるぐると回ったのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石垣・与那国探鳥記 ’15-2 ムラサキサギ

石垣島の水田では,稲がすくすくと育っていた。
そのせいなのか,時期が悪かったのか,
シギ・チはほとんど見かけなかった。

それでも,他にポイントを知らないから,見て回った。
すると,すっくと伸びたムラサキサギの頸を見つけた。
回りの稲には,もう米が実り始めている。
地元では,まだ麦刈りさえ終わっていないのに・・・。
南国だなあ,ここは。
Murasaki01




しばらくすると,草原の中に移動した。
大きな体と派手な模様をしているけれど,
こんなところでは意外に目立たない。
Murasaki02




べつの水田では,まだ夢の中にいる個体も見かけた。
あんなに長い首はどうなっているのか,ちょっと不思議。
Murasaki03




島内のあちらこちらで見かけたシロハラクイナ
その名のとおりに,真っ白な腹をしている。
白と黒できれいな色をしたクイナだ。
Siro01




農道で出会った個体。
警戒しているのか,羽を少し伸ばしている。
下尾筒の茶色が見えている。
Siro02




急いで道を横断中。
クイナはどれも,長い指をしている。
Siro03




石垣2日目にようやく出会った,カンムリワシ
Kanmuri01



至極まじめな正面顔。
Kanmuri02




石垣では,インドクジャクが繁殖している。
何しろ南国なので,クジャクがいても違和感がない。
白化個体にも出会った。
Ind


石垣島では,セキレイ類,ホオジロ類を始め,
渡り途中の小鳥をほとんど見なかったのが寂しかった。
それでも,リュウキュウヨシゴイをしっかり見ることができたので,
満足して,与那国島に向かったのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石垣・与那国探鳥記 ’15-1 リュウキュウヨシゴイ 

4月28日~5月3日,石垣島と与那国島で鳥見旅。

南の島は,暑かった。
渡り鳥の影は,薄かった。

石垣島で,夜に激しい雷雨があった翌朝,
遅い夜明けを待ちかねて出かけた。
前回さんざん探し回ったのに,
今回は,休耕田の草原に
ひょっこりと姿を現していたのだった。
初めて見るリュウキュウヨシゴイの♀。
ヨシゴイと違い,虹彩が特徴的。
Yosi04




こうやっていると,
サンカノゴイが擬態をしているときみたいだ。
後ろの方に,ぼんやりと♂の姿。
Yosi05




この草原には後1羽♀がいて,じっと様子を見ていた。
Yosi06




リュウキュウヨシゴイの♂が,なかなか全身を見せてくれない。
Yosi01




すぐには,立ち上がらない。
じわじわと,スローモーションみたいに立ち上がる。
後ろのところが欠けたような虹彩がおもしろい。
Yosi02




ようやく見えるようになった。
リュウキュウヨシゴイ♂は,きれいな赤褐色だった。
♂も♀も見られるなんて,感激,感激。
Yosi03




近くには,ヒエ(?)の実を食べているシマキンパラがいた。
胸と脇腹の模様がきれいだ。
Kinp




ほぼ夏羽になったツルシギが1羽で餌を探していた。
黒い羽に下嘴の赤が目立っていた。
Turu


渡り鳥の影は薄かったけれど,
待望のリュウキュウヨシゴイを見られただけでも,
今回の石垣行きの甲斐があった。
探しても探しても見つからないときもあるし,
いとも簡単に見られるときもある。
おもしろいものだと思った旅の始まり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ツバメチドリ

ツバメチドリが,干潟のチドリみたいに,
餌を探して歩き回ったりしてるのを目にしたことがない。

この日も,夏羽のツバメチドリが2羽,突っ立っていた。
いつ見ても,奇妙で見事な面構え。
Tubame01_2




すっきりとした,黒ヒゲ(?)が良いねえ!
嘴の赤がアクセント。
Tubame02_2




後1羽は,ちょっと偉そうにして立っていた。
こちらが,ひょっとしたら♂?
(そんなはずはないか・・・。)
Tubame03_2




近くで見かけた,ホオジロハクセキレイ
真っ白と黒。
Jiro_2




砂浜では,タイワンハクセキレイに出会った。
Taiwan_2




何者かよく分からないハクセキレイが草むらで餌を探していた。
Siro_2




シロハラと一緒になって餌を探していたアカハラ♂。
Aka_2




ツグミに追いかけられていたマミチャジナイ♂。
眉斑が目立っていた。
Mami_2




久し振りに見たシベリアアオジ♂の黒っぽい顔。
Sibe_2




田んぼの近くでは,♂がケラを捕まえていた。
黒い過眼線,精悍な顔つき。
Moz


自宅の回りにいつもいたシロハラの姿が見えなくなった。
盛んにさえずっていたアオジも行ってしまったようだ。
そろそろ,出番かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ズグロチャキンチョウ

何かと慌ただしい4月,ようやく時間を見つけて小遠征。


間が空きすぎたので,駄目かも知れないと思いつつ,
ダメ元で出かけたら,まだいてくれた。
♀は島で見たことがあったけれど,
♂は初見だったので嬉しかった。
鮮やかな色をしたズグロチャキンチョウだった。
Tyakin01_3




畑の横の草むらで,草の実などを探して飛び回っていた。
Tyakin02_2




時々,新芽のイチジクの木にやってきた。
後ろから見ると,白っぽい羽縁が目立っていた。
Tyakin03




それにしても,頭黒・茶・金・鳥とは,よく言ったものだ。
おそらく,そのままのネーミングなんだろうな。
Tyakin04




正面から見ると,
頭の黒が,体の黄色のせいでよく目立つ。Tyakin05




贅沢な話だけれど,
ズグロチャキンチョウは,なんと,2羽もいたのだった。
こちらは,色が薄かった方の個体。
「若鳥」,といった声も上がっていたのだけれども,
本当のところは,どうなんだろう・・・?
Tyakin06


Tyakin07




ズグロチャキンチョウを見ていると,
辺りを飛び回っていた雀の中に,
ちょっと変わった個体が。
Spa01




頸の周りの白い部分が幅広い。
おまけに,雀のトレードマーク,黒い耳羽が見あたらない。
珍しい雀に出会った。
雀の部分白化個体と言うことだった。
Spa02_2


ズグロチャキンチョウは,ずいぶん滞在しているようだ。
それで,遠来のバーダーも多かった。
顔見知りの方々と話すことができたので楽しい日々だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東与賀 4/5

東与賀の干潟は,少しずつ色づいてきていた。

一番赤かったのは,オオソリハシシギ。
次はメダイチドリ
あまり夏羽に変わっていない個体もいたけれど,
この個体は,きれいだった。
喉の白と胸の赤,境目の直線が見事。
Md




ウズラシギもようやくここにやってきてくれた。
赤いベレー帽をかぶって。
Uz




キョウジョシギとも久し振りの顔合わせ。
いつ見ても,「なぜ京女?」と思ってしまう。
奇妙な化粧をしているものだ。
Kj




赤い夏羽は数あるけれど,
ひと味違う夏羽は,ツルシギ君。
まだまだ変幻の途中だけど,ずいぶんと黒くなった。
その分,赤い下嘴が目立っていた。
Tr01




毛繕いの後の羽ばたき。
白い腰が見えた。
Tr02




黒や赤が目立つ中で,白っぽい鳥を見つけた。
初めは,ハマシギの白化個体かと思ってしまった。
ところが,ミユビシギだということが分かった。
この干潟ではほとんど見られたことがないシギだった。
My01




夏羽に変わりつつあるトウネンと,お話し中・・・かな?
大きさを別にすれば,よく似た体型。
My02




コアジサシにも久し振りにお目にかかった。
Ka




ズグロカモメの様子が変わっていた。
夏羽の黒頭巾がいなくなって,若者ばっかり目に付いた。
成鳥は,繁殖のために渡ってしまったらしい。
Zg


この他に見ることができた鳥。
シロチドリ,ムナグロ,ダイゼン,
ハマシギ,オバシギ,オオハシシギ,ソリハシシギ,
アオアシシギ,オグロシギ,オオソリハシシギ,
ダイシャクシギ,ホオロクシギ,チュウシャクシギ,
クロツラヘラサギ(30+),ヘラサギ,
ツクシガモ,オナガガモ,コガモ,ハシビロガモ,
セグロカモメ,ユリカモメ,
アオサギ,ダイサギ,

以上でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

桜 ジョウビタキ

この時期は,桜の木の多さをあらためて発見する。
あちらこちらで咲き乱れ,
「願わくは・・・」といった歌人の気持ちが,なんとなく分かる。

ジョウビタキ♂のぐぜりを耳にするようになった。
もうすぐ旅立ちだ。
Jobi01




少しだけ口を開いて,声を出す。
Jobi02




喉もふくらむ。
Jobi03




ひょうきんな仕草
Jobi04




♀も,ちょいと顔を出す。
Jobi05




ミヤマホオジロ♀も,花につられてやって来る。
Miya01




お花見気分かな。
Miya02




シジュウカラだって顔を出す。
Si




少し離れたところで,おそらく今期最後の顔見せ。
ルリビタキ
Ruri01


また,渡りの時期がやってきた。
さて,今年はどこに渡っていこうかな・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ミソッチョ

冬になると,人家近くにやってきて,チョロチョロしている。
たいてい薄暗いところにいて,小さくて地味な色なので人目に付きにくい。

我が家でも生け垣の中や溝の周囲を動き回っていて,
黒いシルエットを見かけることがある。
アオジの地鳴きを甲高くしたような声が時々聞こえてくるけれど,
さえずりを耳にすることはない。

先日,山の方に出かけてみたら,
ミソサザイのけたたましい声が響いていた。
Mis01




こんなに小さい体で,
どうやったらあんなに甲高い声を出せるんだろう。
本当に驚きだ。
Mis02




何カ所かのソングポストを行ったり来たり。
Mis03




こちらでさえずっていると,
他の所から負けじとさえずる声がしてくる。
森の中は歌合戦の様相だ。
Mis04




さあ移動するぞ!
ぴんと尾を上げて・・・。
Mis05




近くでさえずっている♂の方に向かって,
「おまえなんかに負けないぞ!」
とでも言っているのだろうか?
Mis06




ゴジュウカラも,得意のポーズを見せてくれた。
Goj




コガラは,枯れた幹をつついて餌を探していた。
Kog


我が家の庭では,アオジのさえずりを聞くようになった。
ツバメもめっきり増えてきた。
ウグイスも本来の鳴き声を出せるようになってきた。

春になり,あちらこちらから鳥便りを耳にするようになって,
そわそわしている今日この頃。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«東与賀 3/21