コジュリン

この時期になると,オオジシギを見に出かける。
しかし,今年は待てど暮らせど,地鳴きさえ聞こえなかった。
聞こえたのは,カッコウ,ホトトギス,ジュウイチの声。
それから,いつもは聞こえるツツドリの代わりに,
セグロカッコウの声が聞こえた。

コジュリンは,なぜか♂ばかり見かけた。
ヒメジオンの上にやって来た。
黒い頭をしているので,なかなか目が見えないのだが,
すぐそこまで来たのでバッチリ見えた。
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ホオアカに似たような鳴き声だが,ちょっと違う。
囀りの途中に金属的な音が少し混じるので,
いつもこの音を頼りに探すことにしている。
大きく口を開けて,精一杯声を出す。
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声を絞り出すと,このような顔つきに・・・。
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なにか・・・?
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枯れ草のてっぺんでも囀る。
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近くにいたコヨシキリも,負けずと囀る。
オオヨシキリに似てるような似てないような声だ。
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コジュリンより大きいオオジュリン(当たり前!)の夏羽。
見たことがないけれど,図鑑によれば黒い頭をしている。
オオジュリンはこちらでは冬鳥なので,黒い頭は見られない。
黒くなりつつあるのは見たことがあるけれど,
一度は,真っ黒頭のオオジュリン見てみたい。

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チゴモズ

この春の渡りで見たかった鳥は,バライロムクドリ。
図鑑に載っているバラムクを見て,
「どこがバラ色?茶色じゃないか。」と思っていたのだが,
本当にバラ色をしたのが出たそうな。
すごいなあ~。
見たかったなあ~。
手持ちの図鑑で,見ていない唯一のムクドリだったのに・・・。

この渡りで,増えたライフリストは一つ。
やっと見ることができたチゴモズ♂だ。
立派な嘴。
Pt9a38941




背中のうろこ模様がよく目立つ。
同じ所にしばらくとまり,ぐぜったりさえずったりしていた。
Pt9a3933 




なかなか開けたところには出てこなかった。
ただいま,警戒中だ。
下半身はきれいな白色で,とてもよく目立っていた。
Pt9a4101





正面顔は,みんな,おっさん顔。
Pt9a4162




背面。
頭部から後頸にかけてが灰色。
尾は長い。
Pt9a3903

今年4番目のライフリストだった。
ようやく見ることができて,
良かった良かった!

と言うところで,おまけを一つ。
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ヘラシギ

東与賀干潟に県外ナンバーがワンサカ集まった。
ここで,これほどの車を見たのは初めてかも知れない。
みんなのお目当ては,ヘラシギ
それも,きれいな夏羽だ!!
Hera01 





ヘラシギは,姿形がトウネンによく似ている。
遠目には,そっくりさんだ。
違いと言えば,
嘴の形が違うのは当然だけれど,
胸から腹にかけて斑点がある。
頭部の色もトウネンより暗色。
Hera02




背中には,Vの字に見える淡色の部分があるのだが,
分かりにくい。
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嘴の形は,真横を向いていると,ほぼ判別不能。
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こんな格好をしてくれると,
ヘラの形が良く分かって助かるのだけれど・・・。
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潮が満ちて,トウネンたちが空き地に上陸(?)してしまった。
そこに混じっているはずのヘラシギを,みんなで探した。
いくらしつこく探してもヘラシギはいない。
それでも,探していると,
1羽だけ混じっていたハマシギの近くに,
なんだか分からないシギを見つけた。
達人に尋ねると,
「ヒメハマシギでないことは明白だけど,
なんだか分からない。
多分ハマシギの雑種ではないだろうか。」
と言うことだった。
Sigi01





ハマシギを小型にしたくらいの大きさ。
体型もよく似ている。
トウネンよりずっと大きい。
一体,このシギはなんだろう??
どなたか,教えてください。
Sigi02

世界中で300羽くらいしかいないという,ヘラシギ。
絶滅危惧種ⅠAに指定されているヘラシギ。
この春の渡りで,この東与賀干潟に
なんと3羽(2羽?)もやってきた。
5月上旬からずっと観察されている。
もうそろそろ旅立つ頃だろう。
無事に渡り,無事に繁殖してほしいものだ。

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見島探鳥記 ’19-③ ノゴマ

灌木に囲まれた草原で,
オジロビタキやエゾビタキを眺めていると,
聞き慣れない囀りが聞こえてきた。
周りを見回すと,真っ赤な喉が目についた。
ノゴマ♂だった。
Nogo01





目先が黒いので目のありかはよく見えないけれど,
白い眉斑と顎線が目立つ。
Nogo02





黄色い喉のキビタキ♂は成鳥や幼鳥が何羽もいた。
マミジロがいるという話だったけれど,
とうとうお目にかからなかった。
残念!
Kibi01





岩の上やロープの上にもやって来た。
この個体は成鳥ではないようだ。

Kibi02
 



コムクドリ♂にも出会った。

Komuj





農道を歩いていると,ちょこんと立っていた,
ムネアカタヒバリ
カメラを向けながら近づいても,なかなか飛んでいかなかった。

Aka_1





山道を歩いていると,シメが出てきた。
木の実を拾うのに夢中なのか,人を気にしないのか,
ずんずん近づいても知らん顔していた。
迫力のある目付き。

Sime





ヒヨドリの渡りを目撃した。
本土目指して飛び立つ,引き返す,また飛び立つ・・・。
何度も繰り返し,まだかまだかと思っていると,
ついには本土の方へ向かって飛んでいった。

Hiyo

鳥を探して,健康的な3日間を過ごした。
なぜ健康的かというと,
2万歩近く歩き回った日もあったのだからね。

見島でも,放置された水田や畑が目についた。
離島にも,地方にも,もっと力を入れてほしいものだね。
人間のためにも,鳥のためにも。

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見島探鳥記 ’19-② オジロビタキ

水田地帯の草原や灌木に小鳥が集まっていた。
色んな地鳴きが聞こえるので,
目うつり(耳うつり?)するほどだった。

久し振りにオジロビタキ♂夏羽を見た。
おそらく平島以来だと思う。
この尾をくいっと上げる仕草が,なんとも可愛い。
Ojiro01




同じ個体が別の場所で。
背景が暗いので,白っぽくなってしまった。
Ojiro02




丹念に毛繕いをしていた。
Ojiro03




近くにはオオルリの成鳥やら幼鳥やらがたくさん。
その内の1羽,オオルリ
Ruri




オオルリの♀も近くに。
このロープには,色んな小鳥がとまった。
Ruri02




エゾビタキも飛び回っていた。
この杭の上がお気に入りの場所らしい。
正面顔が決まっているね。
Ezo




ちょっと離れた水田横の土手にはムラサキサギがいた。
首を伸ばすともっと大きく見えるのだが・・・。
サギついでに,アカガシラサギを探したけれど,
今年は見つからなかった。
Muras





ところで,何かよく分からない鳥がいた。
砂浜近くの電線に1羽だけいた。
大きさは,ムクドリくらい。
頭上はちょっと暗色のような気もするのだが,不確か。
コムクドリかシベリアムクドリの幼鳥ではないかと思うのだけれど,
この写真と同じような画像は,
手持ちの図鑑に掲載されていないし,
ネットでも見つけられなかった。
どなたか,詳しい方がおられたら教えてください。
Muku


渡りの時期,
見島以外の島々で探鳥したい。
甑島,天草に行ってみたい。
福江島にもう一度行きたい。

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見島探鳥記 ’19-① ズグロチャキンチョウ

支部の有志で,恒例の見島へ出かけた。
初日は,びっくりするほど小鳥がいた。

最初に見たのは,ズグロチャキンチョウ
草原と灌木の間を行き来していた。
Tya02




正面を向くと,特に頭の黒い部分が目につく。
黒ヘルメットをすっぷりとかぶったような顔つき。
Tya01





ノジコ♂も草原にいた。
頭部の色が,メジロになんとなく似ている。
白いアイリングもあるし・・・。
Noji




ここでもコホオアカを見かけた。
この春は,多数渡りをしているのか,
あちらこちらで見かける。
Koho




カシラダカ♂の夏羽はきれいだ。
真っ白に黒と茶が映える。
Kasi




タイワンハクセキレイは,島のあちこちで見かけた。
Taiw





ホオジロハクセキレイは,1羽だけ見かけた。
Jiro





ツメナガセキレイはあまり見かけなかった。
これは,マミジロツメナガセキレイ
Mami_1


いつもは,キャノン500mmに1.4テレコンで持って行くのだけど,
今回は,シグマ150-600mmを持参した。
三脚も3シリーズにしたので,とにかく軽かった。
600mmのピントは,まあまあだが,
肩の疲れを考えると,許せる範囲だった。

そして,5月1日の八丁八反は,
目移りするくらいに小鳥が飛び交っていた。
それでも,2日前はもっとすごかったらしい。


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イナバビタキ

危ないところだった。
離島で見たのをイナバビタキだと思い込んでたら,
ハシグロビタキの雌タイプだった。
知人から勘違いを教えて貰ったので,
慌てて出かけたのだった。

初見のイナバビタキは,実に愛想が良かった。
Ina01




至近距離を長い間歩き回ってくれた。
人を恐れない個体で,
自分の車の下に潜り込まれたこともあった。
りりしい(?)立ち姿。
Ina02




後ろ姿も素敵だ。
Ina03




毛繕いの時,脂腺から油を取るところが見えた。
小鳥の脂腺まで見たのは初めてだ!!
おまけに,尾羽の逆T字まで見えた!!
Ina04




草むらにマミジロタヒバリがいた。
Mami




警戒心の強いキマユホオジロだった。
Kimay 


イナバビタキが,今年3番目の初見鳥だった。

これが,平成最後の投稿になります。
令和になっても,
楽しい出会いがたくさんあることを願っています。

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福江島探鳥記 ③

福江島の海は,すごくきれいだった。
また,きれいな建造物もあるのだけれど,
全く見学しなかった。
一番印象的だったのは,大瀬崎。
灯台まで歩こうかと思いはしたけれど,
下りが20分,登りが30分と聞いて断念。
タカの渡りの観察場所だけは確認してきた。
Osezaki 




白良ケ浜(しららがはま)も,見事な砂浜だった。
Sirara 




野々切(ののぎれ)の西に広がる水田地帯が一番の探鳥地だった。
地元では干潟で見るコオバシギの夏羽。
いつも数少ないので地元でも人気のシギだ。
Kooba





地元ではまだあまり見かけないウズラシギもやって来た。
茶色のベレー帽をかぶっている。
Uzra




地元の蓮田でよく見かけるオジロトウネン
Ojiro




島や海岸でよく見かけるタイワンハクセキレイ
白と黒のコントラストがきれいだった。
Taiwan 




島のあちらこちらの水田で見かけたセイタカシギ。
すらりと伸びたピンクの足が目につく。
Seitaka 





福江島へ来るのに,長崎港からフェリーに乗った。
そのために,長崎県営駐車場を利用した。
ここは,料金がとても高くて,24時間毎に2880円。
「福岡空港周辺なら,ほぼ1000円だぞ。」と怒っていたら,
福江島で認証を受ければ半額になると言うことで,
ちょっとだけ安心。
福江島のターミナルで探してみると,
こんなに小さい機械だった。
0389
 

福江島は,対馬の下島みたいな島だった。
水田地帯は,対馬よりずっと多かったような気がする。
道路が,対馬より運転しやすかった。
コンビニの数が下島より多かった。
きれいな公衆トイレをあちこちで見かけた。

肝心の鳥は・・・・・?
時期が早すぎたのかも知れない。
また,ポイントも把握できていなかったのだろう。

いずれにしても,夢中になって鳥を探した楽しい日々だった。

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福江島探鳥記 ②

福江島の水田では,田起こしと代掻きの最中だったし,
すでに田植えが終わっているところもあった。
地元では,まだ麦が育っているところだ。
だから,麦が実って,刈り取って,田起こしをして,
というのは,まだまだずっと先のこと。

福江島でも,あちこちでコホオアカを見た。
とても小さいので,なかなか撮りにくい鳥だ。
頬を赤らめているように見えるところが,ちょっと可愛い。
Ko01




コホオアカの正面顔は,おもしろい。
Ko02





田起こしの済んだ田に,ムネアカタヒバリがいた。
土の色や枯れ草の色に紛れるので,写すのに手間取った。
Aka02 




水田に,ツバメチドリが1羽いた。
いつ見ても,おもしろい顔つき「をしている。
「逆さツバメチドリ」もいた。
Tubame 




アカハラツバメかと思っていたら,コシアカツバメだった。
Kosi01




おきまりの頭かき。
おかげで赤い腰が見えた!
Kosi02





びっくりした!
なんと,「平成」小学校が閉校したばかりだった。
よく手入れされた花壇には,きれいな花が盛りだったのに・・・・。
End


離島に出かけると,廃校をよく目にする。
対馬でも,母島でも,樺島でも。
誰もいない校舎や運動場を見ていると,ちょっと複雑な気分になる。

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東与賀 4/18

福江島探鳥をちょっとおいといて・・・。

東与賀では,オオソリハシシギが300+と聞いた。
見事に鮮やかな色になってきた。
きれいな♂だ。
Osr01





こちらは,♂と♀がサシでにらめっこ(?)。
Osr02 





鮮やかな色のコオバシギを2羽見かけた。
(別の所にもう1羽。)
仲良く2羽でいるからには,つがいだと思うのだけど,
どっちが♂なんだろうね?
Kob





オバシギとのツーショット。
コオバと言うから,若干小さめ。
それにしても,対照的な色をしているもんだ。
Kobob





クロツラヘラサギも,婚姻色になってきて,
フサフサの冠羽も目立っていた。
何ごとか叫んでいるのが,約1羽。
嘴の様子から見ると,若い個体らしい。
Krtrh 





ズグロカモメの幼鳥がかなり残っていた。
その一方で,頭の黒くなった成鳥はほとんど見かけなかった。
繁殖地へと渡って行ったのだろうか。
Zg





ユリカモメもズグロカモメたちと一緒に行動していた。
Urk 





ところで,ミヤコドリの冬羽と夏羽は,
どこがどう違うのだったか,はて?
Myk

この他に,今日見た鳥たち。

シロチドリ,メダイチドリ,ムナグロ,ダイゼン,キョウジョシギ,
トウネン,ウズラシギ,ハマシギ,エリマキシギ,オオハシシギ,
アオアシシギ,キアシシギ,ソリハシシギ,
ダイシャクシギ,ホウロクシギ,チュウシャクシギ
(ミユビシギ,オグロシギもいたそうな・・・)

セグロカモメ,ヘラサギ,ダイサギ,アオサギ
ツクシガモ(カモには気が回らなかったので・・・)

以上でした。

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