石垣・与那国探鳥記 ’16-5 シベリアムクドリ

今回の与那国では,思いがけない鳥に会うことができた。
シベリアムクドリだった。
もちろん,うれしい初見。
これで,後はバライロが残った。

電線にコムクドリ(右)と一緒にとまっていた。
首を縮めているので分かりづらいが,
コムクドリの方が若干大きかった。
Sibe01




比川を朝一番に回っている時に,コムクドリの集団を見つけた。
50羽ほどが,ずらりと電線に。
何か変わったのがいないかなと見ていくと,
1羽だけ,頭と腹が白い。
(この写真の中央に写っている)
ギンムクにしてはちょっと変だから,
コムクの変異の内だろうと思ったけれど,
とりあえず撮影しておくことにした。
シベリアムクドリなんて言う言葉は,全く念頭になかった。
Sibe02




ということで,近くの電線にとまったので,近づいて撮影。
背面がよく見えなかったので,
前面だけ見ればコムクドリの白い個体だ。
シベリアムクドリというのは,宿に帰って図鑑を見て初めて分かった。
危うく,見逃すところだった。
コムクドリよりずっと大きいと思っていたし,
まさかコムクドリに混じっているとは思いもしなかった。
冷や汗,冷や汗。
でも,ラッキー!!
Sibe03





この辺りによくいるムクドリが,やって来た。
コムクドリよりかなり大きい。
Muku




近くの電線には,与那国でよく見かけるアカハラツバメもいた。
叫んでいるのか,あくびなのか・・・。
ピンクの舌までしっかりと。
Aka




ムクドリと言えば,ギンムクドリが田圃で水浴びしていた。
これは初めて見た。
Gin




農道を通っている時に見つけたノジコ
白いアイリングで優しげな顔つきをしている。
Noji




良い感じの所にとまってくれたコホオアカ
Koho




ちょっとびっくりさせられたノビタキ
白い眉斑というか眉毛(?)があった。
あのMさんによると,若♂と言うことだった。
な~んだ。
Nobi01




これが,ワクワクさせられた個体。
ひょっとしたらマミジロではと思って,
同じくMさんに,期待しながら尋ねたところ,
あっさり,「ノビタキ若♂」とのこと。
な~んだ。
Nobi02




これは,西崎灯台にいた内の1羽。
ビンズイだとは思うのだけど,ちょっと模様が違うようにも・・・・。
背中の写真をしっかり撮影しておくのだった。
Bin


今回が6度目の与那国島だった。

ここに来て増えたライフリストは,
コシャクシギ,オオチドリ,ベニバト,ズグロチャキンチョウ,
カタグロトビ,ミフウズラ,オニカッコウ,ハイイロオウチュウ,
ナンヨウショウビン,シベリアムクドリ
亜種アオハライソヒヨドリ
オオノスリは,またもや,空振りだった。

与那国島は,とても遠いけれど,とてもラッキーな島だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石垣・与那国探鳥記 ’16-4 ミフウズラ

農道を車で回っている時のことだった。
サトウキビ畑の間の小道の奥に鳥がいたので,
車を止めて,窓から撮影していた。
すると,ファインダーの下の方で何か動いた。
なんと,ひょっこり目の前に現れたのはミフウズラ♂。
Mihu01




かなりの至近距離を行ったり来たりして,
盛んに餌を探していた。
去年も今年も,ミフウズラにはついているなあ。
Mihu03




大事な毛づくろいの始まり。
Mihu04




毛をふくらませているので,別の鳥みたいな顔つき。
それにしても,何とも言えない模様の羽だ。
Mihu05




窓からカメラを出しているし,
連写の音もしっかり聞こえるはずだけど,
気にしていなかったのだろうか。
なんと,ほぼ15分も行ったり来たりしてくれた。
あんまり長いので,体があちこち痛くなるほどだった。
おまけに,途中でバッテリー警告が点滅しだしたので,
慌ててサブ機からバッテリーを取り出して交換したのだった。
Mihu06




与那国の水田には,あちらこちらにアカガシラサギがいた。
Aka01




ちらっとっ振り向く正面顔。
Aka02




カラシラサギもやってきた。
ぼさぼさの冠羽とふさふさの飾り羽が豪華。
なぜだか,カラシラサギはいつ見てもきつい顔つき。
Kara01




近くにいたコサギの飾り羽もきれいだった。
Ko




見事に小豆色をしたサルハマシギもいた。
Saru




与那国定番のセイタカシギの群れ。
Seitaka02




夕刻の久部良ミト。
集まっていた,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ。
翌朝には,ほとんどがどこかへ行ってしまった。
Sagi


祖納,比川,それに満田原にも以前は水田があった。
今春の満田原は・・・・・残念だった。
後継者問題が深刻のように思えた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石垣・与那国探鳥記 ’16-3 アオハライソヒヨドリ

6度目の与那国島だった。
今度の与那国は,工事車両が多かった。
あちらこちらに,自衛隊関連の施設が増設されていた。
そんなこんなで,
宿やレンタカーも,なかなか空いていないらしかった。

そういう中で,アオハライソヒヨドリを初めて見た。
与那国に来る度に気にかけていたけれど,
ようやく目にすることができた。
青い腹はとてもきれいだった。
Ao01




久部良の集落の中を行ったり来たりしていた。
なかなか,絵になるところにはとまってくれなかった。
成鳥のようだ。
Ao02




後ろ姿は,イソヒヨドリと変わらないようだ。
Ao03




こちらは,ふつーのイソヒヨドリ
腹から下尾筒にかけての赤がきれいだ。
Iso




なぜだか,比川も祖納もマミジロツメナガセキレイばかりで,
ツメナガセキレイは2羽しか見かけなかった。
Mami




南牧場辺りで見かけたタイワンハクセキレイ
台湾の方を見つめていた(のかな?)。
Tai




多分水浴びをした後だろうと思われる
ちょっと情けない姿のホオジロハクセキレイ
Hoo




石垣から与那国へは,スリル満点だった。
大いに揺れて,時折叫び声も聞こえた。
プロペラ機は落ちないと固く信じてはいたけれども・・・。
Img_3468




やっぱり南国だ。
そこら辺りに,普通に咲いている。
Hai




あちらこちらにテッポウユリが咲いていたけれども,
東崎で見たこの株が一番見事だった。
Lil




海をバックに,岩の上に咲くマンネングサ(多分)。
Man


与那国島についてそうそう,
亜種だけれども念願のアオハライソヒヨドリを見ることができた。
あの有名人もやってきているのと言うので
大いに期待して鳥見を始めたのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石垣・与那国探鳥記 ’16-2 オオクイナ

石垣島は,鳥影が寂しかった。
水田は稲が茂ってシギチの種類が少ない。
タヒバリ類,セキレイ類もほとんど見かけない。

ということで,留鳥のズグロミゾゴイを探した。
しかし,いない。
ポイントをあまり知らないけれども,
これで最後という場所に行く途中,
薄暗い林道を通っていた時のことだった。

前夜の雨でできた水たまりに何かいる。
最初は,キジバトかと思ったけれども,
なんと,オオクイナだった。
車をそっと止めて,ドアをそ~っと開けて,
100-400で連写,連写。

石垣島にもいるということだったけれど,
初めて見たオオクイナ
水浴びの真っ最中だった。
夢中になっているせいか,車を気にしていないようだ。
Ok02




石垣島ではなかなか見られないと聞いたけれど,
早朝の雨上がりというのがラッキーだった。
Ok03




羽ばたきをして,水を振り払う。
Ok04




腹の黒い縞模様は,ヤンバルクイナに似ている。
首を伸ばしているせいか,やけにスマートに見えた。
Ok01_2





石垣島でクイナと言えば,シロハラクイナ
これは,結構どこにでもいる。
この個体は,羽の手入れの真っ最中だった。
Sh




ムラサキサギにも出会った。
相変わらずの長い首。
Pt9a8495




ようやくイシガキシジュウカラを撮れた。
南国の鳥なので色黒だ。
高い所で頻りにさえずっていた。
Si


地元にいる時には,
長袖一枚では少し肌寒かった。
ところが,石垣島はさすがに南国。
半袖でも汗をかくほどだった。

ソーキそばは美味しかったけれども,
探鳥の成果は今一だった

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東与賀 4/24 シベリア,ヘラ

今日は,佐賀県支部の観察会だった。
渡りで賑わう時期というので,参加者も賑わった。

シベリアオオハシシギが2羽やって来ているとの話だったので,
早速探したけれども,
普通のオオハシシギもいたのでややこしかった。

まずは,2羽のシベリアオオハシシギ
真ん中には,オオソリハシシギ♀。
見事な夏羽だ。
Pt9a2080




夏羽になったシギ・チの群れで干潟は大賑わいだった。
こちらは,オオソリハシシギ♂。
地味系の♀とは大違いだ。
Pt9a1931_edited1




遠目には,オオソリハシシギとよく間違える。
オグロシギも,きれいな夏羽になっていた。
Pt9a1977




夏羽のオオハシギ(左)とコオバシギ
オオハシシギとシベリアオオハシシギは,
羽の模様が違っている。
こちらの方が,ゴチャゴチャした感じ。
Pt9a1928




サルハマシギもやってきていた。
細長くて,下にカーブした嘴。
Pt9a1955




夏羽のオオメダイチドリを初めて見た。
長めで,先端がふくらまない嘴。
Pt9a1966




こちらは,メダイチドリ
喉の白と,胸の赤との境目に黒い線が。
Pt9a2385




シベリアオオハシシギを探している時に,
ヘラシギ発見の知らせ。
佐賀の名人が探し出してくれた。
Pt9a2193




今年もやってきたヘラシギ。
09年9月,14年9月,15年9月。
このところ毎年やって来ているという感じ。
「絶滅危惧IA」に指定されていて,
絶滅の危険性が極めて高いシギ。
Pt9a2233




とにかく,ちょこまかとよく動く。
そして,よくハマシギに邪険にされていた。
小さいし,真横から見ると判別に苦しむのでやっかいだ。
Pt9a2324_edited1




ミヤコドリもまだ。2羽が残っていた。
Pt9a1945


今日,この他に見られた鳥。

シロチドリ,ムナグロ,ダイゼン
キョウジョシギ,トウネン,ウズラシギ,ハマシギ,オバシギ,
ツルシギ,アオアシシギ,キアシシギ,ソリハシシギ,
ダイシャクシギ,ホウロクシギ,チュウシャクシギ
ズグロカモメ,ユリカモメ,セグロカモメ
ハヤブサ,ミサゴ
クロツラヘラサギ
ツクシガモ,マガモ,コガモ,ヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,
シマアジ,ハシビロガモ,ホシハジロ
アオサギ,ダイサギ

以上でした。

真っ黒になったツルシギを撮り損なったのが残念だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石垣・与那国探鳥記 ’16-1 カタグロトビ

少し前の記録です。

SeaBeansさんのブログで,
つがいがいることを知っていたので,
知り合いに聞いたことをもとに会うことができた。
3年前に,与那国島で見つけたことがあるので,
2度目の出会いだった。

カタグロトビ
は,
真っ白い羽に赤い虹彩が異様に目立っていた。
一度見ると忘れられない顔つき。
Kg01




take off
風切の黒と体の白がきれいなコントラスト。
Kg02




landing (landではないけれど・・・)
当たり前だけど,目線が違うんだな。
Kg03




甲高い声で鳴いていた。
というか,叫んでいたといった方が正しいかな。
目の赤,口の赤,すごい。
きれいだけれど,やっぱり猛禽だ。
Kg04




チョウゲンボウみたいにホバリングをして餌を探していた。
Kg05


Kg07




カタグロトビのつがいだった。
Kg08




石垣島で猛禽と言えば,カンムリワシ
今回は,電線ばかりだった。
Kw


カタグロトビは,ネズミを捕まえていた。
捕食するのをしっかり見た。
誰にも分けてはやらなかった。
ヒナがいないと言うことだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オガワコマドリ

オガワコマドリとは,
何か小川に関係のある鳥だと,ずっと思っていた。
ところが,小川三紀(みのり)という,
明治時代の学者の名前によることを初めて知った。

オガワコマドリ♂成鳥の青はきれいだった。
後ろから見ると,実に地味な色なのに,
腮及び喉~胸にかけては派手な色をしている。
Og01




ヒタキの仲間がよくやるように,尾っぽをクィッと上げる。
Og02




正面から見ると,なにやら仙人の趣。
堂々たるブルーの顎髭。
加えて白い眉。
黒,白,茶の帯飾り。
細長い足。
Og03




近くにいたツバメチドリ
ぐっとスマートな体型の割には短い足だ。
Tuba01




正面顔の黒髭。
なんだかユーモラス。
横顔との落差がなんとも・・・・。
Tuba02




耕運前の水田に咲いたレンゲ。
その中で餌を探していたアマサギ
Ama




同じような事をしていたチュウサギ
Tyu




近くの畦で,ムネアカタヒバリを見た。
Mune




草原で餌を探していた,アカハラ♂。
脇の辺りに白く見えるのは,小翼羽か。
Aka




アカハラの近くにいたクロウタドリ♂成鳥。
久し振りに,これだけきれいな黒を見た。
嘴の黄色が特に目立っていた。
Kuro


オガワコマドリはきれいな鳥だった。
そう何度も会えそうな鳥ではないので,
見つけてくれた方に感謝します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

カラフトムシクイ

鳥を探していると,
メジロのようだけど少し違う囀りが聞こえてきた。
ミソサザイなどを混ぜたような声。
そんな風に聞いていたので,
これだと直感した。

直感は当たっていた。
初めて見る,カラフトムシクイだった。
しかし,肝心の所に枝が・・・。
せっかくさえずっているのになあ。
Kara01




枝の隙間から,どうにか全身が撮れた。
堂々とした眉斑,2本の翼帯。
共に黄色だった。
Kara02




頭央線の黄色。
三列風切先端の黄色。
Kara03




とにかく,ちょこまかと動く動く。
近くにいたキクイタダキと同じような行動パターン。
だから,撮影にはやっかいだ。
とにかく,じっとしていてくれない。
Kara04




脇と下腹部が黄色みを帯びていた。
残りの体の下面は全面汚白色だった。
Kara05




嘴の先端は黒色だけれど,根元の方は赤味がある。
Kara06




よく似ているキマユムシクイとの違い。
「腰が黄白色」,ということで,
見苦しいカットだけど,どうにかOKかな・・・?
Kara07




ついでに,このカットも
Kara08




くどいようだけど,このカットも。
ホバリングで,腰の色が垣間見えるような・・・。
Kara09




やっぱり,カラフトムシクイは虫食いだった。
毛虫を枝に打ち付けて弱らせ,
最後は,ゴックンと飲み込んでいた。
枝の向こう側で,ぼんやりと見えた場面。
Kara10


ムシクイは,苦手。
みんなよく似ているうえに,
小さくて動き回るので,なんだかよく分からない。

だけど,今度だけは一緒した皆さんのおかげで,
自信を持って,カラフトムシクイと言えます。
お世話になった方々に感謝します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アオシギ

少し前のことになるけれど,嬉しいことがあった。
ずいぶん探していて出会わなかった鳥を見ることができた。

谷川にいたアオシギ
ずいぶんと見晴らしの良い場所だった。
しかし,こんな風にじっとしている時には,見つけにくい。
Ao01




長い嘴で,流れてくる餌を探していた。
Ao02




ちょっと警戒中。
この写真を見ると,簡単に見つけられるようだけど,
実際には,周りに溶け込んでいて,
なかなか見つけられない。
Ao03




餌探しをしているアオシギの前に,クサシギがやってきた。
「俺の場所だ!」とばかりに
ずんずん近寄るアオシギだった。
Ao04




「追っ払ってやったぞ!」
Ao05




近くの川では,カワガラスが忙しそうに餌運び。
Kawa01




嘴いっぱいに餌を運んできた。
Kawa02




メジロは,キブシにぶら下がって蜜探し。
Meji

初めて見たアオシギ。
谷川の忍者といった趣だった。
また来年もやってきてくれると良いけれど・・・。

情報を頂いたKさんに感謝します。
ようやく見ることができました。
ありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

満開

満開のサクラ。
ここに生まれて良かった,
などと,柄にもなく思ってしまう。
地元にもこんな景色があった。
見事だなあ。
年に一度のお祭り。
ヒヨドリだって,誘われてやって来る。
Naga




所かわって・・・・。
流川の桜は,いつ見てもきれいだ。
頭が,ぼーっとなるくらいの,さくら,サクラ,桜。
Nagare01




桜のトンネルを歩く。
Nagare02




花びらの絨毯。
咲いたと思ったら,あっという間に散っていく。
久方の・・・,の世界。
歌人の目は鋭い。
Nagare03




菜の花も,桜に負けじと咲いていた。
Nagare04




なぜか,ムスカリが道ばたに。
うちのより立派に咲いている。
Nagare05




浅井の一本桜を尋ねてみた。
1分咲きなんてものじゃない,1輪(厘)咲きだった。
逆さ桜はまだまだのようだな。
Asai




あちらこちらとふらついている時,
菜の花畑を見つけた。
最近では,見ることがない風景。
子供の頃は,菜の花の黄,蓮華の紅,麦の緑。
三色に塗り分けられた筑紫平野。
それは見事なものだった。
Nano01




まぶしくなるような黄色の絨毯のまん中で,
さえずっていたホオジロ君・・・一人舞台。
Nano02




カメラをしまったら,すぐに列車がやってきた。
慌ててカメラを出してシャッターを切った。
黒っぽい列車。
後で出会った地元の女性の言葉。
「あれは,ななつ星です。」
なんと,かの有名な列車だった。
惜しかった,顔が写っていない。
満開の菜の花,悠然と進む七つ星。
絶対撮ってやるぞ。
Nano03


今日は雨。
桜が満開になると,嫌がらせみたいに雨が降る。
年に一度のお祭りなのに・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«クロウタドリ