ハイイロチュウヒ

秋枯れの高原でハイイロチュウヒに出会った。

昨年,ほんの一瞬だけど姿を見ていたので,
今年もやってきているかも知れないと期待して足を伸ばした。

カメラをセットして,しばらく待っていると,
餌を探しながら,待望のハイイロチュウヒの♂がやってきた。
Haityu011




ハイイロチュウヒの飛び姿はきれいだ。
白と黒の対比が見事。
枯れススキの中に餌を見つけたらしく,急降下寸前。
全開の尾羽。
Haityu021




これも,急降下寸前の姿。
背面だ。
透けて見える尾羽がきれいだ。
Haityu031




餌を探して低空飛行。
背中に,若干褐色の部分があるようなので,
成鳥だと思っていたけれど,若鳥かも。
Haityu04




鋭い眼差し,嘴,爪。
さすがに猛禽だね。
Haityu05




顔つきなどは精悍そのものだけど,
腿に白い毛が生えた様子は,
何となく,白いステテコをはいてるようにも見えて・・・。
ぼく一人の偏見だろうな,おそらく。
Haityu06




上空から餌を狙っている。
Haityu07




モノトーンの中に,淡橙色の足。
それも,きちんと揃えて。
初列風切の黒,翼の曲線,扇型に開いた尾羽。
見事だなあ。
Haityu08




前方を見ているだけかも知れないけど,
なんか,にらまれているような感じ。
Haityu09




これだって,そうだ。
「おいこら,何を撮っているんだ!」
とでも,言われているような気になる。
猛禽の眼差しは,怖い。
Haityu10




つがいなのかどうかは不明だけれど,
同じ場所に,ハイイロチュウヒの♀も出てきた。
Haityu11


はるばると出かけてきた甲斐があった。
ハイチュウの♂は,2度も姿を見せてくれた。
満足満足で,家路についた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋の色

秋が深まって朝晩はとても寒くなり,厚着の季節の到来だ。

干拓地を回ってみると,寒がっているのは人間だけのようで,
鳥たちは元気だった。

タゲリ
の若鳥が1羽だけ群れを外れて,
珍しく水際にいた。
羽の色に負けないくらい水の色もきれいだった。
Tag01




タゲリが振り向くと,冠羽が前を向く・・・当たり前か・・・。
Tag02




毛繕いの始まり。
みんな同じようなことをするんだね。
Tag03




体をブルブル,羽もブルブル。
Tag04




伸びをした。
Tag05




思いっきり,羽を伸ばす。
羽は,思いの外長い。
そして,上面からは想像できないような下面の色。
Tag06




ジョウビタキ♂は,ヒッヒッの声を響かせていた。
Job01




今季初顔合わせのツグミ
ナンキンハゼの赤のてっぺんで得意そうに。
Tug01




あっという間に飛び去っていくのだった。
Tug02


野山がきれいに色づいていたので,
鳥たちも,一層きれいに見えた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アカハジロ

先日のアカハシハジロの時,メジロガモやアカハジロも撮影した。

撮影したと思ったのだけれど・・・,
PCで画像を見ていると,よく分からないことが色々と。
それで,ちょっと間が開いてしまった。

初めは,こんな風に3羽で近づいてきたのだった。
虹彩はみんな白く見えた。
Aka00





建物の陰でじっとしていると,カモたちが岸辺に近づいてきた。
これは,初めて見たアカハジロ♂。
嘴が結構でかいし,脇も白い。
Aka01_2




毛繕いをしたので,羽の白帯の一部が見えた。
Aka02_2




こんなのも居た。
アカハジロ♂だと思うのだけど・・・,脇が白くない。
Aka03_2




これは,アカハジロ♀だと思う。
脇があまり白くないのだけど・・・。
Aka04_2




カモたちはすぐに,こんな格好で休んでしまう。
目だけは,しっかりと動いていることも多いのだけど,
こんな時の白い目はちょっと不気味。
Aka05_2




この2羽は,アカハジロだと思うのだけれど,
比べてみると,ちょっと不安。
嘴の短さ,頭部の色が違うけど,脇は白いし・・・?
Aka06




ところで,このダム湖には,
ホシハジロの群れに混じって,オシドリの♂♀たちもいた。
いつ見ても,はっとするような色を身にまとっている。
Osi_2


手持ちの図鑑などによると,
アカハジロは,メジロガモやホシハジロなどと交雑しやすいらしい。
カモは雑種がいたり,エクリプスがいたりして,分かりにくい。

名前など,違っていたら教えてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アカハシハジロ

まだ見ぬカモが居るというので行ってみると,
ダム湖はホシハジロの大群だった。
こんな中から珍カモを探し出した達人の眼力と集中力に脱帽。

ホシハジロ
の群れに囲まれるようにして,
初めてのアカハシハジロがいた。
ホシハジロよりかなり大きめなので見つけやすかった。
Aka01




なかなか近寄ってはくれなかったけれど,
遠目にも赤い嘴が印象的だった。
頭の色も,ホシハジロよりは薄くて目立っていた。
Aka02




虹彩は赤橙色。
胸から頸にかけて黒っぽく,
後ろを向いたときに後頸上部の黒が目立つ。
Aka03




成鳥♂だと思っていたが,
嘴に黒い部分が残っているので,どうなんだろう。
Aka04




毛繕いの始まり。
Aka06_2




毛繕いが終われば,羽ばたきだ。
赤嘴羽白(アカハシハジロ)がしっかりと見えた。
Aka05




逆立ちして餌探し。
Aka07




何か白っぽいものを見つけたようだが,
なんだか分からなかった。
魚ではなさそうだったが・・・。
Aka08




ところで,なんとなんと,
メジロガモが,アカハシハジロの回りを泳ぎ回っていた。
ぼくにとっては,すごい場面だった。
Aka09


地元にも,カモの大群がやって来る池があるので,
根性を出して,一度くらいは観察しなくてはいけないと思った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ムギマキ 2

地元では,ようやく稲刈りが終わったばかりで,
「麦蒔き」なんてとてもとてもという状態なのだが,

山のムギマキ♂は,元気だった。
目が覚めるようなオレンジ色。
Mugi1




熟れて実がはじけているカラスザンショウの実を食べにやって来る。
近くにやってきたときは,
ルリビタキによく似た地鳴きが聞こえてくるのでよく分かる。
Mugi2




自分の目玉みたいな実(種?)をつまんでいる。
Mugi3




この個体は,雨覆の白斑が目立つ
Mugi4




このカラスザンショウの辺りは,
どうやらこのジョウビタキ♀の縄張りらしい。
何度もここやってきては,他の鳥にちょっかいを出していた。
Jobi




群れで行動していたメジロ
やって来るときも,逃げ去るときも,みんな一緒。
Mej




近くの茂みにやってきたアオジ♀。
数日前から自宅付近でも鳴き声を聞いていたが,
今期の初認だった。
Aoji


地元の田んぼで麦蒔が始まる頃には,
ムギマキたちはどの辺りに渡っているのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

干拓地で

昨日,潮が良かったので東与賀干潟に出かけた。

シチメンソウもきれいに色づいてきれいだった。
この上空をハマシギが飛ぶところを撮ろう。
下面の白とシチメンソウの赤でさぞかし見事だろう。
何か変わったのがやってきているかも知れないので,
気を入れて干潟を探そう。

などという思いは,簡単にご破算になってしまった。
例のハヤブサの登場だった。
潮がだんだんと岸に寄ってきて,
さあこれからと言うときだった。
みんな一斉に空高く逃げ去って・・・。
こんな日には,シギ・チは落ち着きがなくて,
ちょっとしたことですぐに飛び上がってしまう。
落ち着いているのは,大形の鳥だけ。
ダイシャクシギ,ホウロクシギ,セグロカモメなどなど。

ということがあり,
あきらめて,近くの干拓地を回ることに。

ハシボソガラスが,とまっていた。
近いけど,逃げない。
よくよく見るとなかなかきれいな羽をしている。
青色,褐色,黒色など,微妙に変化して見える。
Ka1




怖いもの知らずのカラスだから,悠然としているように見えた。
ハシボソと言うけれど,とてもがっしりとした嘴だ。
Ka2




池の周辺に,アカアシシギが28羽休んでいた。
その一部。
幼羽の個体が多かった。
Aka




エリマキシギが1羽。
夏羽は見事だろうな,といつも思う。
人間(車)を恐れずにぐんぐん近寄ってきた。
Eri1




すらりとした後ろ姿。
Eri2




オオハシシギは,餌取りに夢中だった。
とにかく下を向いて,嘴をピストン運動。
だから,嘴は泥色。
そして,なかなかこの姿勢でとまってくれない。
Oo1




正面向きで,怪そうな顔つきで,
どんどんカメラ(車)の方へ。
Oo2




ハマシギオグロシギオオハシシギ
3羽並んで・・・,
Og1




思い思いに毛繕い。
Og2




この顔や胸・腹が,来年になると真っ黒に・・・,
なるとは信じられないような気がする。
細くてとがった嘴の先っぽがちょっとだけ下向きのツルシギ
Turu1




時々,何ごとか叫んでいた。
Turu2




モズの♀に出会った。
鋭い爪と嘴をしてるのだけど,
目をみると,ちょっと違う印象だった。
Moz



干拓地の水路などには,かもの大群がやってきていた。
ちょっと珍しいのが居るかも知れない,
とは思ったけれど,
多すぎて遠すぎて,却下。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ムギマキ

朝晩は,めっきり冷え込むようになり,
山では,カラスザンショウの実も熟れ始めた。

そろそろムギマキがやってきているかなと,
地元の林道に出かけた。
たっぷり4時間以上待った。
もう止めたと思って500mmを片付けたところで,
メジロの群れに混じって,ムギマキ♂がやってきた。
仕舞わずにおいた100-400mmで連写。
Mugi_01




喉から胸のオレンジ色がとてもよく目立っている。
Mugi_02




カメラを気にしているようだ。
Mugi_03




100-400mmの,400mmあたりは,画像がぼんやりぎみ。
7.1まで絞ったけれども・・・。
Mugi_04




小さなサンショウの実を噛んだことがあった。
喉を刺すような,なんともいえない辛みがいつまでも残り,
ひどい目にあった覚えがあるのだけれど,
カラスザンショウはどんな味なんだろう。
Mugi_05




目の後ろの方だけにある眉斑。
キビタキの眉斑は厳しい顔つきに見えるのだけど・・・。
Mugi_06




キビタキ♀も,ちょっとだけやって来た。
Kibi




ムギマキがやってくるまでの4時間。
メジロ君のおかげで退屈せずに済んだ。
Mejiro


短気だとばかり思っていたけれど,
なかなかどうして,忍耐強いところもあるのだな,
ということが分かった1日だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東与賀 10/23 ソリハシセイタカシギ

潮の加減と天気が良かったので,東与賀干潟に出かけた。


みんなモノトーンに成ってきていて,
種類も多くはなかったので
ちょっと残念な気持ちで次の場所へと移動していた。
一番端の駐車スペースに立ち寄ったとき,
白に黒い部分がある鳥が目に入った。
ぴんと来た,久し振りのソリハシセイタカシギだ。
双眼鏡も持たず,帽子もかぶらず,
慌てふためいて下のフェンスまで降りてカメラをセット。
とにかく連写,連写。
落ち着いたところで,そっと接近。
01sori




白と黒。
反り返った嘴。
いつ見ても風変わりな雰囲気で,
ちょっと上品そうに見える鳥だ。
02sori




急に飛び立った。
ピントがついて行かない。
03sori




連写,連写で,何カットかピントがきてくれた。
04sori




やはり鳥は,飛んでいる姿が一番だね。
05sori




きれいな姿。
06sori




着水の姿勢。
07sori




今まで遠見ばかりだったけど,今回はGood。
飛んでいる姿まで撮ることができたので満足満足。
思いも寄らない鳥に出会った。
08sori




遊歩道のシチメンソウが,どんどん赤くなってきている。
土日は,たくさんの人出だろう。
Sitimen



せっかくのソリハシセイタカシギなので,
誰かに教えなくてはと思い,
近くにいた他県のバーダーさんに声をかけた。
一人だけ見てはもったいないような気がした。
明日は大潮だ。
まだ居てくれると良いけれど・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クロツグミ~アカエリヒレアシシギ

久し振りに,地元をあちらこちらと・・・。


いつもの山の公園に行ってみると,
いつもの黒い実のなる木(ミミズバイ?)に,
クロツグミ♂がやってきていた。
ここ数年,この時期になると見かけるようになった。
出会うと,なんだかちょっと嬉しくなる鳥だ。
03kuro1




クロツグミが,黒い実を食べていた。
ゴクンと丸呑みだから,うまいかどうかは不明だが・・・。
04kuro2



クロツグミ♀もちょっとだけ顔を見せた。
あっという間だったので,慌ててしまってピンぼけ。
脇の黒い斑点がよく似ている。
05kuro3




今年もシロハラ若が渡ってきていた。
この木の実には,ヒヨドリ,メジロ,ソウシチョウなども群がっていた。
02sirohara




リュウキュウサンショウクイが,
ヒリリヒリリと鳴きながら飛び回っていた。
この公園では時々見かける鳥だ。
01sansyo




干拓地へも行ってみた。
蓮田にはシギチが,ちょっとだけ増えていた。
まずは,常連のエリマキシギ
10eri




仲の良さそうなオオハシシギや,
12hasi1




何かもめ事でもありそうなオオハシシギや,
13hasi2




ゆったりとくつろいでいるオオハシシギ。
14hasi3




水路には,聞いていたとおり,アカエリヒレアシシギが1羽。
コアオアシシギ,アオアシシギと一緒だった。
15hireasi1




餌を探しながら,とにかくよく動き回り,
一時も,じっとしていなかった。
本当に,せわしない鳥だった
16hireasi2




それから,水路や調整池は,カモの群れで賑わっていた。
コガモが多数派のようだった。
カモを見ると,冬の訪れが近いような気がしてくる。
99kamo


干拓地で見た他の主な鳥。
ムナグロ,トウネン,ウズラシギ,タカブシギ,ツルシギ,
クサシギ,イソシギ,タシギ,セイタカシギ,オグロシギ
ヒクイナ
ハヤブサ,チョウゲンボウ
ジョウビタキ,ノビタキ

以上でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石垣・与那国探鳥記 おわりに

今回の探鳥は,台風の間隙を縫って出かけたようなものだった。

石垣島で,平久保崎に十数年ぶりに行ってみたら,
強風で寒いくらいだった。
白い波はきれいだったけれど・・・。
00hirakubo




風が強いので,カンムリワシは,飛んでいる姿どころか,
電柱にとまっているのさえ見かけなかった。
ようやく見つけたカンムリワシは,
風のあたらない低い木の枝でじっとしていた。
あまり近かったので,縦位置にしてやっと収まった。
01kanmuri




石垣島には,牧場であの物体の間を歩き回って,
オオチドリが餌を探していた。
かなり遠かったので,物体が鮮明には写らなかったので良。
01oti




与那国島でも強風だった。
立神岩も,白い波に洗われていた。
00tatigami




東(あがり(日が上がる))崎には,たいてい小鳥がいるのだけれど,
足を踏ん張っていなければ飛ばされるような激風だったからか,
何にもいなかった。
いつもいる牛さえいなかった。
それで,風の当たらないところを重点的に探鳥したのだった。
海岸の岩の上で動き回っている鳥を見つけたけれど,
双眼鏡で見ても,遠くて,
おまけに昼過ぎの陽炎で,よく分からなかった。
03hitaki





尾を上げる動作をするので,ヒタキの仲間だろうと思った。
05hitaki





オジロビタキのような気がするけれど,
体型が違うような・・・?
やはり,オジロビタキの若なんだろうか??
06hitaki




石垣島でも,与那国島でも,
草むらの近くには,たいていシマアカモズがいた。
Sima2


Sima3




カラアカモズが混じっているのかも知れないけれど,
ちょっと自信がない。
Sima4


Sima6


今回の石垣・与那国探鳥は,今までで一番刺激的だった。
初めて見た鳥が,
オニカッコウ,ナンヨウショウビン,ハイイロオウチュウ
ズグロミゾゴイ,インドハッカ,シマキンパラ
それに,クロサギの白色型

それから,
タマシギの親子連れ,砂浜に1羽ぽつんとセイタカシギ
すごく近かったクロハラアジサシ,久部良ミトでは初めてのヘラサギ

今回の探鳥で,色んな方々のお世話になりました。
ありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«石垣・与那国探鳥記 ムラサキサギ