ヤマセミ

鳥がいないので,山々をさまよった。

とある渓谷を通りかかった時,
淀みにかかる枝にヤマセミを見つけた。
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ヤマセミは,幼鳥らしく,兄弟がいた。
全部で3兄弟(兄妹?)のようだった。
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まだ若くて人生経験不足で,漁も下手なので,
高い枝より岩の方が良いみたいだった。
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定番の毛繕いの始まりだ。
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ずっと狙っていた飛び出しだ。
どうにか撮れた。
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ヤマセミは,長い間,漁をしていたのだけれど・・・。
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なかなかうまくいかなかった。
最後まで,魚を捕らえたところを見ることはなかった。
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最後の最後になって,
絶好のポジションにやってきてくれた。
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5羽のヤマセミがいた。
若者は,まだ警戒心が乏しいようだった
おかげで,かなり近づくことができた。

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東よか 6/30 オニアジサシ

ボーズ覚悟で出かけてみると,やっぱり・・・といった様子だった。

ダイサギばかり目立って,「シギチはどこ?」という有様。
もちろん,バーダーなんて皆無。
それでも,ダイシャクシギらしい群れを見つけてほっとしていた時,
なんだか,セグロカモメみたいな鳥がやって来た。
居残り組かなと思いつつも双眼鏡で見てみると,
なんと,でかいアジサシだった。
(恥ずかしながら,オニアジサシとオオアジサシの違いを思い出せなかった。)
とにかく,どちらかには違いないだろうからと,
慌てて三脚にカメラをセットして,帽子もかぶらずに急行した。

久し振りのオニアジサシ(後で分かった)を独り占め。
曇天でモノトーンの干潟に,赤い嘴が目立っていた。
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非繁殖羽に変わりつつあるのか,
頭部の黒の中に白い羽が混じっている。
初列風切が黒い。
足も黒い。
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羽ばたきをすると,翼下面の初列風切の黒がよく見えた。
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ホウロクシギにも太刀打ちできそうな大きさ。
でかいはずだ。
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このオニアジサシを目の敵にしているホウロクシギ。
ちょくちょくちょっかいを出しにやってくるので,
とうとう切れたオニアジサシの,ひと鳴き。
びっくりのホウロクシギ。
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ホウロクシギの間にいるのに飽きたのか,
ちょいと飛んで,場所の移動。
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久し振りに見たオニアジサシは記憶しているより大きかった。
まだ,干潟に休んでいたので,
しばらく居着いてくれると良いけれど・・・。

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クロハラアジサシ

東よか干潟に出かけたついでに干拓地をうろうろした。

ちょっと耳にした鳥を探したけれども駄目。
もう帰ろうかと思っていた時に,
達人にクロハラアジサシがいることを教えて貰った。
近くを通ったはずだけど,全く気付かなかった。

6羽のクロハラアジサシが,
クリーク上のワイヤーにとまっていた。
これは,その一部。
夏羽の成鳥と,第1回夏羽の個体。
掴まりにくいようで,前後にふらふらしていた。
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成鳥がバランスを取りながら毛繕い。
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羽の裏側は,表より白っぽく見える。
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胸から腹にかけてが黒いので,
何か墨でも付いて汚れているようにも見える。
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頸が折れそう。
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なにやら,ぶつぶつと・・・。
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若鳥も,仲良く並んでとまっていた。
若いので腹黒(?)ではないようだ。
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東よか干潟が閑散としているので,
あちらこちらと行っては見るけれども,
空振りが多くて困っている今日この頃です。

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高原で

高原では,一面の新緑が気持ちよい。

この柔らかい新緑を幼虫たちが喜んで食べ,
その柔らかい幼虫を幼鳥が喜んで食べ・・・。

ホオアカは子育てに忙しそうで,
幼虫を運んできては,草むらに潜り込んでいった。
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コジュリンも忙しそうに飛び回っていた。
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青虫を捕まえては,せっせと運んでいた。
いずこも,親は大変だな。
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幼虫が大量に発生するこの時期は,
子育てにもちょうど良い季節なんだろう。
柔らかくて食べやすい蛋白源,
たとえば刺身みたいな物かな。
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地元の干拓地では,
あちこちからオオヨシキリの独唱が聞こえてくるけれど,
高原ではコヨシキリが歌っていた。
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ちょっと離れた所には,
子育て中のブッポウソウのつがいがいた。
飛んでいる羽虫を捕まえていた。
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丹念な毛繕い
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飛び出し・・・ちょっとピンぼけ気味・・・。
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遠くの山の斜面には,ミヤマキリシマが咲いていた。
この中を歩いたら最高だろうな。
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高原には,新緑の中,カッコウ,ツツドリなどの声が響き渡り,
とてもゆったりとした気分になれた。

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オオジシギのお気に入り

雨の合間をかいくぐって高原へ出かけた。

いつもの場所に着いた時には,
もう,オオジシギは登場していた。
枯れ木のてっぺんに陣取って辺りを睥睨し,
時折,例の「ジュワジュワジュワ」を響かせていた。
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ところで,この枯れ木は,オオジシギのお気に入りだ。
これは,2010年6月23日に初めて見た時の画像。
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次は,2014年6月6日。
この時は,一番高いところにとまっていた。
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そして,2015年6月9日。
全く同じ枝で,3度も見るとは思いも寄らなかった。
口伝えで,伝説の場所になっているわけではないだろうし,
5年も,同じ個体がやって来ているわけもないだろうし・・・。
よほど条件の良い枯れ木なんだろうな。
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この日も,お気に入りの枝に長い間とまっていた。
観察場所から枝まで,15m~20m位だろうか。
間には遮る物はない。
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シャッター音などあまり気にしていないように見えた。
カメラと三脚を抱えて場所替えしても逃げ出さない。
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羽ばたきを連写したら,
きれいな模様を見ることができた。
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いつ見ても,鳥の羽は本当に精妙な作りをしている。
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5年間に3度も,同じ場面を撮影できたことにはびっくり。
それよりもっと驚くのは,
5年間も,あの枯れ木が倒れなかったこと。
ほんとによく頑張ってくれたものだ。

オオジシギのお気に入り。
来年もあそこで頑張っていてほしいものだ?

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在庫から 与那国

最近雨ばかりで,また,与那国を振り返ってみた。

今回が,確か5回目の訪問だった。
島では,ダイビングの人たちは目にするけれど,
一般の観光客はさほど多くはない。
台湾まで100km程度で,日本の最西端。

今回の目玉は,ミフウズラだった。
始めて,しっかりと撮影することができた。

5月の連休明けから
家庭の事情でブログが間延びしてしまった。
そこで,まだアップしていなかった鳥たち。

まずは,アカハラツバメ
ツバメの群れに2羽だけいた。
Aka




西(いり)崎で,頭上をビュンビュン飛び回ったハリオアマツバメ
とにかく早いので,何枚も無駄うちを繰り返した。
Har





与那国に着いた時には,30羽ほどいたツバメチドリ
目立つ顔つきだけど,田んぼでは見事に隠れてしまう。
Tub




ツメナガセキレイ
Tum




マミジロツメナガセキレイ
Mam




変わったのはいないか,ずいぶん探したけれど・・・ムナグロ
Mun




ホオジロ類は,コホオアカ2羽と,アオジ2羽,
それに,このノジコ1羽。
Noj




やっぱり普通のセッカだった。
Sek




イソヒヨドリを見る毎に,ちょっと期待していたのだけれども・・・。
Iso





カラシラサギ・・・かな。
クロサギの白色型だと思ったのだけれども・・・?
(ご指摘頂きました。)
Kur




島一番の久部良港を西崎から見る。
この景色は僕のお気に入り。
いつ見ても,与那国島の海はきれいだ。
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東(あがり)崎の入り口付近
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東崎の灯台
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祖納の集落と祖納港
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放牧されている馬の親子
島では道路でも,牛と馬が悠然と歩いている。
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与那国島は,何度でも訪れたくなる島だ。
島中,鳥だらけというわけではないのだけれども,
海も空もきれいだし,何となくほっとする所だ。

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東よか干潟 6/2

あの日本一の干潟を,バーダーの間では大授搦と呼んでいた。
ところが,「搦(からみ)」は干拓が終わった場所のことだから,
なんとなく違和感があった。
だから,個人的には東与賀海岸とか東与賀干潟とか,
たまには大授搦の干潟とか言ってきた。
この度,当県野鳥の会の会議でもそのことが話題になり,
ラムサール条約登録に絡んで「東よか干潟」と呼ぶことになった。

それで,東よか干潟。
ちょっと来ない間に,シギチが激減していた。
ざっと200羽しかいない。
一番多いのがダイゼンで,
それから,ダイシャクシギ,チュウシャクシギ,ホウロクシギの順。

とても少ないのが,
ウズラシギ5,オオソリハシシギ3,ハマシギ2,オバシギ2。

1羽ずつしかいなかったのが,キアシシギとソリハシシギ。

シギ・チ以外では,クロツラヘラサギ9,ツクシガモ2,ズグロカモメ1。

まずは,ホウロクシギ(左),ダイシャクシギ
Daiho




ウズラシギ
Uz




オオソリハシシギ(左),ダイゼン
Osodai




オバシギ
Ob




ソリハシシギキアシシギ(後ろ向き,ダイゼン,ウズラシギ)
Srki




ツクシガモ
ちょっと羽毛が乱れていた幼鳥。
Tuk




たった1羽,ポツンとズグロカモメ
時々飛び回ってはいたが,元気がなさそうだった。
Zug




クロツラヘラサギ
Tura




ダイサギの数は多い。
この時は,珍しくアマサギが干潟にやってきた。
並んでみると,まるで大人と子供。
Amadai


残っていた鳥たちは,渡らないのか,渡れないのか・・・。

それにしても,しばらくは,寂しい干潟が続く。

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ヤイロチョウ

先達の助言に従って,5時過ぎには現着していた。

遠くで鳴いているというので,耳を澄ませど聞こえない。
ホヘン,ホヘンと鳴いているそうだけど,
僕の耳には聞こえてこない。
ソウシチョウやらガビチョウやらが鳴き交わして
騒がしいせいもあるかも知れないけれど・・・。
とうとう,あのヤブサメが聞こえない耳になったのか。
・・・焦った。

とにかく,良く出てくるというポイントに案内して貰って待機。
待つこと1時間くらいだったろうか,
聞こえてきた聞こえてきた。
僕の耳には,「フィーフィー,フィーフィー」と
大きな声で尻上がりに2音節ずつ繰り返すように聞こえた。
コジュケイの鳴き声の1部にも似ているようだった。

しばらくすると,近くにやって来たけど,
しかし,木の葉に隠れて頭しか見えない。
「あーあ,やっぱり。」と思いながら撮影していると,
どういう,心境の変化か知らないけれど,
パッと全身を現してくれた。
やった!!
初めて見るヤイロチョウの姿は美麗だった。
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ヤイロチョウ,だというので,八色だと思っていたけれど,
どうやら,たくさんの色をした鳥,という意味らしい。
いろんな色があるけれど,腹から下尾筒へかけての赤が鮮烈。
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色んな方向へ向きを変えては,自己主張を繰り返していた。
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尾羽が短いので,ちょっと頭でっかちに見える。
ピンクの足も長く見える。
頭頂の茶色,腰の水色がかすかに見えている。
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この姿勢の後で,飛び出したけれども,
1/50secで撮影していたので,お話にもならなかった。
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すぐ近くの高い所に移動して,大声で鳴いていた。
声はすれども・・・,の状態がずいぶんと長かった。
探しに探して,ようやく見つけた隙間から捉えた姿。
お尻の赤と,腰のブルーが見えてきた。
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当分見ることはないだろうと思っていたヤイロチョウ。
見られたにしても,こんなにきれいにとは思いもよらなかった。
もう抜けたらしいと聞き,
またと会えないヤイロチョウだったと思うと,
本当に貴重な体験でした。
お世話になった皆さん,本当にありがとうございました。

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石垣・与那国探鳥記 ’15-5 コシャクシギ 

与那国島の牧場で,チュウシャクシギを見つけた。
いつも地元の干潟で見ているけれど,草地で見るのは珍しかった。
あまり警戒心がなくて,近寄ることができた。
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頸からの胸にかけての縦斑が目立つ。
Pt9a8609




チュウシャクシギは,2羽で行動していた。
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気がつくと,どこからともなく,もう1羽加わっていた。
小さいので,2羽の子供だろうと勝手に思っていた。
嘴だって成鳥途中だろうから短いし・・・。
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車の方にどんどん近づいてきた。
撮影していて,「・・・・?」。
チュウシャクシギにしては,なんかおかしい。
「あれ!,コシャクシギじゃないか!」
ということで,コシャクシギだった。
Pt9a8665




間違ってごめんなさいね,コシャクシギ。
今やお家芸の早とちり。
Pt9a8677




コシャクシギも,車を気にせずにどんどん近づいてきた。
嘴の細さに比べて,とても立派な足をしていた。
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島中で,シマアカモズを見た。
いつも単独行動。
高い所でじっと獲物を探していた。
Pt9a0046




シロガシラは,どこにでもいた。
スズメより,はるかに多かったように思う。
地元で出現すると珍鳥扱いだろうな。
Pt9a9881




与那国島では色んな野の花が咲いていた。

この花は,荒れ地で群生しているのがとても豪華だった。
もう少し,ピンク色が強い株も見た。
何という名だろう?
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この花は砂浜でよく見かけた。
花形から豆科の植物とだと思うのだけれど?
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テッポウユリもよく見かけた。
目が覚めるように白かった。
球根を買って植えるのが普通なのに,
ここでは自生なんだ。
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山道で,ノボタンを見つけた。
かなりの株が道ばたで花を咲かせていた。
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コシャクシギを勘違いした時には,
誰が見ていたというわけではないけれども,
かなり恥ずかしかった。

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石垣・与那国探鳥記  ’15-4 アカガシラサギ

与那国島には,たくさん牧場があるけれど,
大きいのは,多分3か所だと思う。
自然がいっぱいの(道路がない)北牧場,
東崎(あがりざき)のある東牧場,
自衛隊基地造成中の南牧場。
いずれも,牛や馬が放牧してあるので,ウンチがあちこちに・・・。
それに,虫がわくので,それを目当てに鳥がやってくる。

ということで、牧場を何度も見て回った。
そこには牛や馬がたくさんいるけれど、
やっぱり仔馬が一番のお気に入り。
スマートでかわいいし、見ていると、ほっとする。
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与那国島でよく見かけたのが、アカガシラサギ
いろんな環境のところにいた。
この個体は、田起こし前の水田で餌を探していた。
赤褐色の羽毛が見事。
こんな色の鳥はあまりいないし、長い冠羽もすごい。
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これは、日の出ごろ校庭の隅で餌を探していた個体。
(与那国は日の出が遅い。この時は6時10分頃だった。)
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この個体は、サトウキビ畑で、エサを探していた。
鋭い目つきで・・・・。
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この個体は、牧場の草原で餌を探し回っていた。
冬羽から夏羽へ移行中。
ほかの個体とは、別人(鳥)みたいに見える。
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尼詐欺(誤変換:「アマサギ」です)もあちらこちらで見かけた。
牛のいるところでは、たいていウロチョロと・・・。
牛が餌を探して草をガサガサする、
すると、驚いた虫が飛び出す、
そこを、アマサギが捉える、
ということらしい。
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馬の場合も同じ。
Ama02




港の真ん中に置いてあっった巨大なテトラポットの上で、
強風にも負けずに、休んでいたアマサギたち。
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こちらは、海の上を渡っていったアマサギたち。
どこへ行ったのだろう?
西の方へ飛んで行ったけれど…。
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あちらこちらに、アカガシラサギがいると、
「なんだ、またアカガシラサギか。」といった具合で、
ちょっと、有難味が薄れてしまうのも
南の島ならではのことかもしれない。
なんとも贅沢な話。

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