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クロヅルを見た

12月11日

 他県の干拓地へ遠征した。
 ブログに,珍しい鳥のクロヅルやシロガシラがいると書いてあったので,つい,泊まりで行ってしまった。
 干拓へ行って,最初に目にしたのは鶴の群れだった。刈り取りの終わった田んぼで,餌を探していた。ナベヅルだった。頭の羽毛の様子から,どうやら幼鳥もいるみたいだった。しばらく見ていると,1羽だけ羽の色が違う鶴がいた。頭頂が赤くて体が白いので,タンチョウかと思った。
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 これが,クロヅルだった。羽を広げると,先の方が黒い。珍しい鶴だ。持っている図鑑には,「(出水地方では毎年数羽が越冬するが)他の地域には,まれに1羽が不定期に渡来する。」とかいてある。
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 ナベヅル(後で数えたときには,41羽いた)に,1羽だけ混じって行動していた。佐賀県にも1羽やって来ている,という情報が11月にあったときに,現地に急行したけれども,とうとう出会えなかった鳥だ。
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 クロヅルとナベヅルに一度に出会えて嬉しかった。もちろん初見だ。
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 ここには,多数のカワラヒワがいた。木にとまったり,田んぼに舞い降りたりしていた。
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 タヒバリも,いた。初見だ。冬枯れ景色の中では目立たない色をしているので,車で通りかかると急に飛び立って,驚かされた。
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 こんな格好で,周りの様子をうかがっていた。
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 道路脇の草むらで,タシギを見つけた。1羽だと思っていたら,4羽もいた。草に埋もれたようして動かないうえに,迷彩色なので,あやうく見逃すところだった。3~4mの至近距離に停車したが,車の中から撮影していると,安全だと思ってくれたのか,そのうちに,1羽が動き出した。
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 初めて見たのだが,あの長いくちばしの使い方が分かった。土の中に突っ込んで餌を探すのだ。ミミズだろうか。
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 シロガシラを探して,あちらこちら移動している時に,キャノンの一眼レフに大砲をつけた地元のバーダーさんに出会ったので,生息地を尋ねてみた。なんと,わざわざ現場まで車で先導していただいた。その上,撮影ポイントまで教えていただいた。スズキの白い車に乗った男性だった。親切な人に出会えて良かった。ありがとうございました。
 待望のシロガシラは見たものの,あまり条件が良くなかった。それで,場所は覚えたことだし,明日もう一度出直すことにした。
 帰る途中で,チョウゲンボウのつがいを見かけた。初見だ。電線に止まって,しきりに餌を探していた。これは,雄だ。
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 餌は,昆虫のようだった。草原に舞い降りて獲物を捕まえると,電線に戻ってきて,食べていた。食べている最中にも,周囲を見回して,警戒を怠らなかった。
 カマキリ(多分)を捕まえて食べているところ。
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 近くにいる雌は,ただとまっているだけのようだったが,この雄は,お腹がすいていたのか,何度も餌を採っていた。

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