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与那国島迷走 その5

 与那国島にはいろいろと不思議な物があった。

 林道を走っていると,
 所々にカゴが木につるしてあった。
 スズメバチ捕獲の道具だろうかと思っていた。
01




 スズメバチ捕獲にしてはちょっと大きすぎるなあ。

 地元に人に聞いたら,
 「ナスミバエの不妊虫放飼法」のカゴだった。
 遺伝的な操作をしたナスミバエの蛹を孵化させて放ち
 普通のナスミバエと交尾させることで
 繁殖能力を欠如させるということらしかった。
 

 要するに害虫退治に使うカゴなんだ。
 農薬を使用しないところがすごい。
02



 林道にこんな蝶もいた。
 初めて見る蝶なのでとてもきれいに感じた。
 写真を撮ろうとして近づくと逃げるけど,
 またすぐに戻ってきて,
 アスファルトの上で羽を広げる。
 苦労して図鑑で調べたら,
 ルリタテハという名前で
 割と普通に見られるという。
 こういう行動を占有行動と言うらしい。
 知らなかった。
 「ここは,おいが場所。寄ってくんな。」
 とでも言ってたんだろうね多分。
 今まで鳥を探してる時に
 周りを飛んでたかもしれないなあ。
06



 林道を走ってると,
 こんなのも飛び出してきた。
 車を止めて見ていると,
 むこうもこちらを観察してから,
 おもむろに草むらに入り込んでいった。
 素人が調べたところによると,
 おそらく,ヨナグニキノボリトカゲではないかと。
 間違ってたらごめんなさい。
 もっとも,キノボリトカゲがなぜ地面を歩いていたかは不明だが。
07



 田原川周辺の農道を走っていたときに,
 ブッシュの中にこの鳥を見つけた。
 かなりの逆光だった。
 後ろ姿や頭頂は撮影できなかった。
 ムシクイだと思うがそれ以上は分からない。
 メジロやマヒワなどと一緒に行動していた。
 ムシクイ用に録音機も持参していて録音したが,
 何がなにやらという状態だった。
05



 与那国島ではホオジロを見かけなかった。
 それで,ホオジロ系の地鳴きを耳にしたときは嬉しかった。
 比川で葦原の横を通りかかったときだった。
 車を止めて双眼鏡でのぞくとシベリアアオジ♂がいた。
 初日にツメナガホオジロの姿を拝んでから
 久しぶり目にしたホオジロ類だった。
 嬉しかった。
08



 近くにはノジコ♂の白いアイリングも見えた。
 ホオジロ類の雄は分かり易くていいね。
 雌はちょっと苦手だけれども・・・。
09



 さて,こんな鳥を双眼鏡で見つけたときには,
 嬉しくて,そして困った。
 全く見たことがない鳥だ。
10



 何だ,この鳥は?
 嘴が大きいなあ。
 腹が少し黄色だ。
 ホオジロ類の,雌かな,冬羽かな,幼鳥かな?
 もしかして,外来種かな?
 経験の浅さから,全く見当が付かなかった。
 そこで,とりあえずできることをした。
 連写,連写!
11



 珍鳥かもしれないし,外来種かもしれない。
 と思いつつ,帰宅してから達人Hさんに尋ねたところ,

 チャキンチョウ
ズグロチャキンチョウだろうということだった。
 いずれにしても初見の鳥で大喜び。
 それで,チャキンチョウ,ズグロチャキンチョウを調べたところ,
 上嘴の形,全体的な羽の色,腰の色などが注目点らしかった。
 写真を拡大してじっくり見たが,
 どちらともいえるという感じだった。
 雌かな,あるいは第1回冬羽かなあ??
 どなたかご助言をください。
12

 与那国島にはカラスはいない。
 ということになっていたが,1羽発見した。
 空港近くで,県道側の牧舎の電柱にとまっていた。
 惜しいことに撮影しなかったが,
 ハシブトガラスだった。

 僕が与那国島に来た理由の一つが,
 ここにはハブがいないということ。
 これは大きい。
 それに,スズメバチもいないそうだ。
 なんとすばらしい。
 でも,渡り鳥の姿が少なかったのはちょっと・・・。

 ということで与那国島に迷走した
 島に一人(多分)のバーダーでした。

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