石垣・与那国探鳥記 ’19秋 ⑤
今回の与那国は,いつもと違う事が一つだけあった。
それは,ホテル。
島の宿は,みんな民宿だから,いわゆるホテルはないと思う。
(全部宿泊したわけではないが・・・)
その例外が,今回宿泊した島唯一の(正式?)ホテル。
きちんとしたベッド,一部屋ずつのシャワーとバス,エレベーター。
当たり前だけれど,嬉しかった。
もちろん宿泊料も随分と高かったけれど,
ここしか空きがなかったからしょうがない。
しょうがないけれど,いつもの与那国より快適だった。
さて,鳥見の話。
この鳥を見たとき,
首の後ろに黒い線があるので,シラコバトかなと思った。
しかし,よく見ると,尾が短いし他にも色々と・・・。
おそらくベニバトの幼鳥だろうと思う。
この島では大抵コムクドリの群れを見かけるのだけれど,
その中に数羽混じっていた,カラムクドリ。
白,黒,灰色と,すっきりとした色がきれいだ。
新設の(?)用水路横の葦にいたコイカル。
頭の色と嘴の先端の色から,若い♂ではなかろうかと思う。
この島で,イカルさえ見た覚えがなかったので,
一見した時に,つい別の鳥だと思ってしまった。
上の鳥と一緒に行動していたコイカルの♀。
これはお手上げのムシクイ。
頭央線は,皆無。
大きさ,地鳴き,共に覚えていない。
オオムシクイでは?・・・などと勝手に思ったりしているのだが・・・。
与那国島では,あちらこちらに馬が放牧されている。
与那国島にいる馬は,
みんな天然記念物のヨナグニウマかと思っていたら,
どうやら,間違いだったようだ。
白い毛があるヨナグニウマはいないらしい。
血が混じらないようにかどうか知らないけれど,
北牧場と東牧場にだけヨナグニウマが放牧されているらしい。
(あれっ,ここは多分東牧場だと思うのだが・・・?)
生まれて初めて,どこかの島でこれを見たとき,
てっきりパイナップルだと思ってしまった!!
(パイナップル畑なんて見たこともなかったし・・・。)
もちろん,今は正しく理解しています。
与那国島で一番の器量よし(あるいは美少年)
かどうかは,よく分からないけれど,なかなかの可愛さ。
石垣島編での出し忘れ,アカスジベッコウトンボ
赤が強烈だった。
こんなに赤いトンボを初めて見た。
島を離れる日は,たいてい最後にここを訪れる。
西崎(いりざき)灯台付近。
上の左には「日本最先端の碑」があり,記念写真ポイントだ。
また,頂上から見下ろす港や久部良の集落付近は絶景。
台湾島が目の前にあるはずだけれど,
なぜだか,年に数回しか見えないという話だ。
与那国島で鳥見をするときに,困っていたのが昼食。
店を何軒か知っているので,おにぎりとか菓子パンとかで済ませていた。
野菜が全くと言って良いほど,採れないのでいやだった。
ところが,ホテルの食堂が利用できるし,空港の食堂だってOKだ,
ということを,なんと今頃になって発見した。
何度も出かけているけれど,まだまだ知らないことが多いんだなあ。
鳥見とは全く関係のない話で,石垣・与那国探鳥記は終わりです。
現地でお世話になった皆様,最後までお読みくださった皆様
ありがとうございました。
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